更新日:2019年11月11日
公開日:2019年7月10日
結婚相談所では入会する際にスタッフと面談する場面があります。
面談するというと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、その必要はありません。
こちらでは結婚相談所における面談について詳しく解説したいと思います。
このページの目次
結婚相談所での2種類の面談
結婚相談所での面談と言うのは、基本的に2種類あります。
入会する時の面談
結婚相談所に入会する場合、ほとんどのケースで相談所のスタッフと面談をする事になるでしょう。
面談で入会を断られたらどうしようなどと不安に思う方もいるかもしれませんが、この後ご説明する注意点にさえ気を付けていれば、入会できないという事はほぼないと考えていただいて問題ありません。
ただし、面談時に入会希望者のお話を聞き、サポートするのが難しいと結婚相談所が判断した場合は入会を断られるケースもあります。
入会してからの面談
結婚相談所に入会してからも、担当のアドバイザーと面談が行われます。
そこでは主に自分のプロフィールを作成したり、お相手の希望条件を伝えたりします。
今後のスケジュールについても確認し合う事になるでしょう。
また、その後も定期的にアドバイザーとの面談は行われることが多くなります。
これは結婚相談所によっても異なりますが、お相手選びからお見合い、また交際について親身になって相談に乗ってくれる所もあります。
自分に合ったサービスの結婚相談所を選ぶようにすることが、婚活を成功させる秘訣とも言えるでしょう。
入会前の面談での注意点
入会する前に行う面談では、その人が入会した場合、お相手に紹介することが可能かどうかを見ています。最低限のマナーが身に付いている方は特に気構える必要はありませんが、次のような事には特に気を付けるといいでしょう。
挨拶
きちんと挨拶ができるかどうか、これは結婚相談所でなくても人としてまた社会人として、当然のマナーです。
初対面の相手にもきちんと挨拶できれば、好印象を与えることができます。
当たり前の事ですが、その当たり前の事をしっかりできるという事がとても大事なのです。
例えば、結婚相談所の面談に遅れないようにすることが基本ですが、遅れてしまう場合、遅れそうな場合は連絡を入れるのがマナーです。実際にわずかな時間でも遅れてしまったのなら、「遅れてしまい申し訳ございません。」とハッキリと伝えることで、悪い印象を与えることはほとんどないでしょう。
言葉遣い
初対面の人と話す時に、丁寧な言葉遣いが使えるかどうかもしっかりチェックされています。
社会人として普通に生活できているのであれば、問題ない事がほとんどです。
人を不快にさせない言葉遣いを心掛け、横柄な態度は避けましょう。
細かい所は入会してからアドバイスを受けられますので、あまり気にしなくても大丈夫です。
また、言葉遣いとは異なりますが、申込書に記入したりする際は、丁寧に書くことを念頭に置くようにしましょう。適当な殴り書きは良い印象を与えません。字が下手であったとしても、丁寧に書くことで相手が受け取る印象も大きく変わります。
服装・身だしなみ
おそらく、最初に結婚相談所に行くときというのは、その結婚相談所に入会しようかどうかを判断するために、実際に話を聞きに行くというパターンが多いかと思います。
そのようなときは、スーツで行ってもカジュアルなジャケットで行っても構いません。
話を聞きに来た人の服装が適していないとしても、入会を断られることはないからです。
ただ、あまりにカジュアルすぎる格好で結婚相談所に行くと「この人は本当に結婚する気があるのかな?」とスタッフの方に疑われる可能性もあります。
たとえ、一流企業に勤めていて年収が高かったとしても、アドバイザーの方から結婚に対して本気じゃないと判断されてしまったら、今後お見合い相手を紹介する際に躊躇してしまうことも考えられます。ある程度、キッチリとした服装で訪問するようにしましょう。
服装によって人の印象は大きく変わってくるので、お勧めの服装としては、男性はスーツ、ジャケット、女性はワンピースなど落ち着いたものを選ぶようにし、露出度が高い服装や個性的過ぎる服装は避けた方が無難でしょう。
面談時は必ずしもフォーマル(正装)である必要はありません。
きちんとした身だしなみでありながら普段の自分らしいスタイルのほうが的確なアドバイスを受けられるでしょう。
また身だしなみとして特に大事なのは清潔感です。
男性は無精ひげ、伸びた爪などにも注意しましょう。
女性もなるべくナチュラルメイクの方が好印象です。
濃いメイクは避けるほうがいいでしょう。
料金について
結婚相談所によっては、お見合い時、または交際成立時に都度料金がかかる場合があります。
活動の仕方によっては出費がかさむことが考えられるので追加の料金に関しては入会前に確認、ご相談しておいた方がいいでしょう。
入会後の面談で大切な事とは
自分を知ってもらう
入会した後にアドバイザーと面談する際に大事なのは、自分を知ってもらうことです。
プロフィールに記入する事項だけでは、全ての自分は表せないでしょう。
どうして知ってもらうことが大切なのかと言うと、よく知ってもらえばそれだけ自分に合ったお相手を紹介してもらえる可能性が高くなるからです。
また今後、不安や悩みなどを相談した場合にも、自分に合った的確なアドバイスをしてもらえることでしょう。
本当の自分について話すという事は恥ずかしいという思いもあるかもしれませんが、ここで取り繕ったりすれば、その後の婚活がスムーズに進まなくなりますので、思い切ってさらけ出しましょう。
譲歩しない
譲歩してはいけないことは2つあります。
1つ目はお相手への希望条件です。
最初に聞かれることですが、希望条件で遠慮をしてしまうと、そのような相手を紹介される事になってしまいます。
誰でもいいから結婚したい、というような人はあまりいないと思います。
好きなタイプや希望の条件など、なるべく細かく伝えることで、アドバイザーもお相手を探しやすくなります。
ただしあまりに高望みである場合などには、アドバイザーから歩み寄りを提案されることもあると思いますので、そこはプロの言う事を聞いて受け入れた方が良いと思います。
もう1つ譲歩してはいけないのが、お金についてです。
結婚相談所には様々なコースが用意されていることが多く、そのコースによってかかる費用も変わってきます。
入会後、コースを決める際に、この費用のことばかりを気にしないようにしましょう。
安いという理由だけでコースを選んで、それが自分に合っていなければそれこそお金の無駄と言えます。
もちろん支払いができないような金額であれば無理ですが、値段で折り合いをつけることはしないで、自分に合ったサービスが受けられるコースを選ぶようにしましょう。
結婚相談所によって違うサービス
自分に合ったサービスの結婚相談所を選ぶ事が大事
結婚相談所によって、入会後に受けられるサービスは大きく違います。
自分に合ったサービスをしてくれる結婚相談所を選ぶ事が、結婚への近道となるのです。
定期的に面談を行ってくれたり、お見合いや交際での心配事やお悩みについて、親身になって相談に乗ったりしてくれる結婚相談所があります。
またマナーや服装、メイクなどのセミナーを定期的に行っている結婚相談所もあります。
特に自分に自信がなかったり、異性との交際経験が少ないような方は、このような手厚いサポートを受けられる結婚相談所を選ぶと良いと思います。
サポートを受ける際に「私はお客様だから」といった気持ちから、アドバイザーが自分のために色々と尽くすのは当たり前だと考える方もいるかもしれませんが、この考え方は止めてください。
アドバイザーはあなたの結婚というゴールに向かって、尽力を尽くしてくれるパートナーです。上から目線は止め、パートナーとして向き合うようにしましょう。
どんな相談に乗ってくれるの?
結婚に関する事はどんなことでも
結婚相談所のアドバイザーは、結婚に関する事であればどんなことでも相談に乗ってくれます。
お相手探しのコツやお相手の選び方、交際中のコミュニケーションの取り方、また結婚に対する不安など、婚活のプロのアドバイザーが親身になってアドバイスしてくれる事でしょう。
お金はかかる?
外部セミナーに参加するような場合には、費用が発生する可能性もありますが、結婚相談所内でセミナーを受けたり相談したりする際には、その都度お金がかかるということはほぼありません。
ですから積極的に利用し、婚活を進めて行く事をお勧めします。
まとめ
結婚相談所の入会前、入会後の面談についての理解は深まりましたでしょうか?
社会人としてのマナーが身に付いていれば、入会前に面談を受ける際も特に身構える必要はありません。
また、婚活を有利に進めるためにも入会後の面談も積極的に受けていくようにしましょう。
担当しているアドバイザーを味方に付けて、スピーディな成婚を目指しましょう。
監修者(鈴木えつこ)のコメント
結婚相談所での活動を考えた時に、面談の申込みをすること自体勇気の要ることと思います。
そんな勇気を持って面談に出向いたときに、アドバイザーは話しやすかったか、対応は誠実なものだったか見極めることも大切な未来への第一歩です。
それと合わせて、ご自身の望む結婚生活や今までしてきた婚活や家族の悩みや恋愛の悩みなどを正直に伝えることで、アドバイザーとの相性もわかるかもしれません。
無料面談を行っている相談所も多いので、構えることなく気軽に相談してみてください。