初回デートで「また会いたい」と思われやすくする方法

ライザップゴルフ

執筆者:コラムニスト・ひかり

初回デートがうまくいったと思っていても、二回目のデートにつながらない人は少なくありません。そういう人は、何ができていないのでしょうか?
今回は、「初回デートで「また会いたい」と思われやすくする方法」を紹介します。

二回目のデートにつなげるには?

二回目のデートにつなげられない人の多くの人は、なにがいけなかったのか分かっていない人も少なくありません。もちろん婚活サイトなどの出会いの場合は、初回デートが初対面なので、シンプルに「実際に会ってみたら、相手にとって好みのタイプでなかった」から、次につながらないことも多々あります。

ただ、それでもある程度の年齢(35歳以上)の婚活男性、女性であれば、よほど生理的に受け付けない相手出ない限りは、「感じのいい人だったから、もう一度、会ってみようかな」と思えることも多いものです。

もしネットでの出会いにしても、そうでないにしても、今回、ご紹介する「基本的にデートで出来ていた方がいいこと」ができていないと一緒にいて相手が楽しくないので、「もう一度会いたい」と思わない可能性は高まってしまいます。だから、まずは基本を抑えましょう。

では、「基本的にデートで出来ていた方がいいこと」とは、何でしょうか?

身だしなみ

これは男女ともに大切なことです。「“ありのままの自分”を受け止めてほしい!」なんて思って、だらしがない格好で行ったら、相手をがっかりさせてしまいます。それはアリのままでも何でもなく、単に怠惰なだけ(努力が足りないだけ)ですしね。

オシャレをするというのは、ある意味、「相手に対する思いやり」でもあります。たとえ自分の容姿に自信がなくても、少しでも相手が「こんな素敵な異性と一緒に街を歩けるのは、誇らしい」と思えるような努力をすることは大切。そうすることで、相手にとって楽しいデートになるのです。

当たり前のことを言ってしまえば、清潔感はもちろんのこと、普段着よりも見栄えのいいものを着ましょう。これを機にデート用の服を購入しておくのもいいですしね。ファッションセンスに自信がない人は、今はユニクロの商品であることを気づかれないものを多いので、シンプルなデザインのもので、自分をより良く見せるものを探してみましょう(※必ず試着をしましょうね)。

もし、お互いにプライベートの私服を見たことがない関係だったり、ネット婚活などで初対面だったりする場合は、どんなに個性豊かなファッションが好みの人でも、初回はちょっと抑えめにした方がいた方がいいかもしれません。

別に個性をなくした方がいいとはいいませんが、相手があまりの個性豊かな服装に驚いてしまったり、「一緒に歩くのが恥ずかしい」と思ったりしてしまったら、デートは失敗になってしまいます。デートでのオシャレにおいては、相手へのサービス精神が大切なのです。

あと、見落としがちなのが靴です。せめて汚れていない靴を履くようにしましょう。さらに、エチケットの面で言えば、口臭は意外と自分では気づかないものです。口臭予防できるものを持ち歩くようにしましょうね。

デートのプラン


基本、男性がデートプランを考えて、リードした方がいいでしょう。ただし、相手の要望もきちんと聞くことが大切です。
よく男性は自分のお気に入りのお店に女性を連れていくことがありますが、相手の要望を聞かずにそういったお店に連れて行く場合は、本人は「エスコートしているつもり」でも、彼女にとっては「相手が行きたいお店に付き合っているだけ」という感覚のときもあります。だから、相手に好きな食べ物などを聞いて、「こういうお店はどうかな?」と提案することが大切なのです。
ただし、それは男性側へのアドバイスであって、女性の場合は、アドバイスは変わります。

女性の方は、まずは相手のリードに任せた方がいいでしょう。相手の行きたいお店に行って、相手が機嫌良く過ごせるのであれば、その分、デートは成功するからです。

さらに、男性側の要望のお店に行ったときは、男性が食事代を全額支払うことも多いので、だいたい相手の予算に合ったお店を選んでいることも多いものです。「自分も払うから、好きなものを食べたい」というキャリアウーマンの人もいるかもしれませんが、とりあえず初回は、相手がどういうデートをする人なのかを見た方がいいでしょう。

あと、男性は自分が連れて行ったお店を相手が喜んでくれるのか、ドキドキすることも多いので、女性は、お店に入った時に「素敵なお店ですね!」と言ってあげると、相手に安心感を与えられますよ。

会話の準備

話下手な人ほど、デートでの話題を用意して行った方がいいでしょう。とはいえ、例えば自分がラグビーを好きだとしても、相手がスポーツに全く興味がない場合は、その話をしても楽しんでくれないかもしれません。話題は、相手の興味を抱きそうなことを用意した方がいいです。相手の趣味が「映画」なのか、「旅行」なのか、「食べ歩き」なのかで随分、変わってきます。相手が「へぇ!」と思うような知識や、自分の経験からの見解、感想なども話すと、相手は興味を持ってくれるでしょう。

デートの会話では、「自分を分かってほしい。受け止めてほしい」という思いが全面に出て、自己アピールをしすぎてしまう人も。そうすると、相手にとっては押しつけがましく感じてしまうこともあります。

初回のデートでは、基本、「相手に興味を持って色々と質問し、自分のことは質問されたら話す」くらいの気持ちでいた方が、相手が楽しかったと思ってもらいやすいでしょう。

初回のデートで楽しい趣味の話で盛り上がるのはいいことですが、「相手のことを知る」ことも大切です。

特に、初対面がデートとなる場合は、相手の仕事のこと、家族のこと、結婚歴の有無、恋愛の傾向、結婚願望の有無などをさりげなく聞いて、相手を知ろうとすることは大切です。

ただ、気持ち的には「自分が変な恋愛相手をつかまないために聞く」のではなく、「相手を理解したいから質問する」というスタンスであることは大切です。前者だとあまりにも、自己中心的な気持ちですしね。

あまり根掘り葉掘り聞くと、嫌われることもありますし、聞くタイミングも大切です。質問攻めをしすぎると、相手も気構えてしまいますしね。相手の警戒心を解きたいときは、まずは自分のことを話してから、相手にも質問する方が、スムーズなこともあります。

(男性のみ)エスコートできるようにしておく

デートで行こうと思っていたお店が休日だったとか、満席で入れなかった、なんてことがないように、事前に確認しておくことはもちろんのこと、できれば予約をしておいた方が無難です。

行き当たりばったりのデートも楽しいものですが、できれば初回デートくらいは、ある程度、シミュレーションをして、スムーズに進められるように持って行った方がいいでしょう。

「ランチを食べた後に、お茶をする」、もしくは、「お茶をしたあと、夕飯を食べに行く」場合は、どこのお店にするのかはもちろんのこと、道に迷わないように、きちんと地図を頭に入れておきましょう。

ただし、もし相手の方が「オススメのところがある」「行きたいお店がある」と言ったときは、臨機応変に折り合いをつけるようにしましょうね。

デート費用の考え方

(FOR 男性)
これは人それぞれで価値観は違いますが、理想を言えば、付き合うまでは男性が全額、もしくは多めに払った方がいいでしょう。相手と次もデートをしたいのであれば、尚更です。世代によっても考え方は変わってくることがありますが、アラフォー以上で、男性の方が年上なのであれば、全額払った方が無難です。

これも個人差はありますが、男性が多めに払う気持ちでいる場合でも、もしアラサー以上の男性なのであれば、女性に三千円くらいもらうくらいであれば、全額奢った方が、相手にも素敵だと思われやすいし、次のデートに結びつきやすくなります。

その三千円は、“次のデートのチャンスをしやすくする投資”だと思った方がいいでしょう。女性側が付き合おうかどうか、迷っているときでも、「驕ってくれるなら、また会ってもいいかな」と、次も来てくれることもあるからです。

払うタイミングは、食事後に女性がトイレで化粧直しをしに行ったときです。もし彼女がトイレに行かなかった場合は、普通に彼女の目の前で支払ってもいいでしょう。仮に女性が財布を出して、「私も出しますよ」と提案したとしても、「大丈夫だから」と断った方がカッコイイです。ただし、二度、三度と女性の方が「私も出します」と言う場合は、「自分も出すのがポリシー」である場合もあるので、少し出してもらいましょう。

(FOR女性)
基本、男性が予約をしたお店に連れて行ってもらう場合は、相手のおごりである可能性が高いので、なにか手土産を持参しておくといいでしょう。これを乾杯のタイミングで渡すといいですよ。

お店の価格帯にもよりますが、1000円以内のもので充分です。「最近、これにハマっているんです」といってお菓子をプレゼントしたり、ちょっとしたご当地のおみやげだったり、「今日は、お誘いいただきまして、ありがとうございます。ちょっとしたお礼です」といって、ハンカチなどをプレゼントしたりしてもいいでしょう。

ただし、男性は大きなカバンを持ち歩いている人は少ないので、できればあまり大きくなくて、さらに重たくないものがいいです。どうしてもカバンに入らないようなものを渡す場合は、男性が持ち歩いても恥ずかしくないような、オシャレな紙袋も付けて渡しましょう。さらに、要冷蔵のものだとデート中は冷蔵できないので、常温のものにしましょう。

もし手みやげを持って行かない時は、二軒目にお茶をするときは自分が出すようにしてみるのもいいでしょう。とはいえ、それもご馳走してくれる男性は少なくないので、その場合は、二回目のデートのときは、「この間、ご馳走になったお礼」と言って、相手が喜びそうな手土産を持って行くといいですよ。

食事が終わったら、エチケットも兼ねて、化粧直しをしに行きましょう。この時に男性が、お会計をすましてくれていることも多いものです。

お店から出るときは、一言「お会計はどうなりました?」と聞いてみましょう。相手がご馳走してくれたことが分かったら、きちんとお礼を言うことは大切です。

逆に、トイレから戻ってもお会計が済まされていない場合は、自ら財布を出して「いくら出したらいいですか?」とストレートに聞いて、請求された金額を出しましょうね。

ちなみに、「相手が用意したお店」でもおごりにならないこともあります。それは、相手の財布も気にせず、ガンガン食べたいもの、飲みたいものを注文した場合です。

これは、デートに限らず、友達と飲みに行くときもそうではありませんか?飲み放題でない限りは、どんなにお酒好きでも、なるべく相手のお酒のペースに合せて、同じような量を飲む気遣いは大切ですし、どっちかが多く飲んだ場合は、その人が多く払うものです。

初デートのときは、食事がメインではなく、相手と楽しく過ごすことが大切なので、ある程度の気遣いは大切です。せっかくのデートなのに酔っぱらうまで飲む必要もなければ、ガツガツ食べる必要もありません。それは、一番の目的を失っています。

もしどうしてもそのお店で食べたいもの、飲みたいものがある場合は、後日、自分で行って楽しむようにしましょう。

その日のうちに、お礼のメールを忘れない

デートをしたその日のうちに、お礼のメールを送るようにしましょう。もし次につなげたい場合は、相手に好意があることをやんわり加えて、「次は、今日お話しした、●●に行きたいですね!」と、また会うことを希望する内容を送ってみるといいでしょう。

例えば、こんな内容です。

(男性版)
「今日はありがとうございました。(女性の名前)さんとはとても話が合うので、とても楽しかったです。次は、今日、お話しした魚介の美味しいお店にご案内したいです。ご都合のいい日が分かったら教えてくださいね」

(女性版)
「今日はありがとうございました。すごく楽しかったです。(男性の名前)さんは、お話が面白いので、時間があっという間に立ってしまいました。釣りの世界は奥深くて楽しそうですね。今度、今日、お話に出たお魚の美味しいお店に行ってみたいです!」

逆に、もう二度と会いたくない相手であっても、お礼メールは大切です。その場合は、こういった内容でもいいでしょう。

「今日はありがとうございました。楽しかったです。寒い日(暑い日)が続きますが、お体には気を付けてくださいね」

「また会いましょう」とか入れてしまうと期待させてしまうので、できれば、入れない方がいいです。

逆に、もう会いたくないからと言って、お礼メールすらしない人もいます。ただ、「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、たとえ二度と会わない相手であっても嫌われる必要はありません。最後はきちんとお礼を言って終わらせましょう。それは礼儀です。

次につながるのには、理由がある!

初回デートの一番の目的は、「相手に好感を抱いてもらうこと」です。
また会いたい人はもちろんのこと、もう会わなくてもいいと思うような相手であっても、相手から「また会いたい!」と思われたときは、ある意味、「勝った!」と思いましょう(笑)。もちろん恋愛に勝ち負けは関係ありませんが、相手がまた会いたがるということは、それだけそのデートでは、あなたが魅力的であった証拠だからです。

そのためにも、相手を楽しませて、「今日は会えてよかった」と思わせることが大切です。今回のデートの基本を押さえて、楽しいデートにしましょうね!

執筆者:コラムニスト・ひかり









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