婚活するにあたって、特に男性にとって年収はとても大きな問題です。
結婚後の生活を考えれば、女性が年収をある程度重要視するのも、仕方ない事でしょう。
どれだけの年収があれば「年収が低い」とは言われないのでしょうか。
また結婚相談所に入会しようとした時に、年収で制限されることはあるのでしょうか。
こちらで詳しく解説したいと思います。
このページの目次
結婚相談所での年収の意味
結婚相談所において「年収」が意味するものとは何でしょうか。
結婚相談所に入会する時の年収の意味
普通に男女が出会って交際し結婚に至る場合、最初から年収の話になるという事はごく稀でしょう。
しかし結婚相談所においては、男性は年収によって入会できる結婚相談所が絞られるというのが、現実です。
年収が1,000万円以上の男性や、医師や弁護士など高いステイタスの職業の男性のみが入会できる結婚相談所というのが存在します。
しかしもちろん、そんなに高い年収でなくても入会できる結婚相談所はたくさんあります。
ただし男性の最低年収を設定している結婚相談所はあります。
基本的に男性の入会の条件として、定職に就いていることが求められることがほとんどです。
ですからある程度の年収がある方しか入会出来ないというのは事実です。
そのラインは結婚相談所によっても異なります。
結婚相談所を理容中の年収の意味
結婚相談所に入会し活動を始めてからも、特に男性にとって年収は大きく関わってくるものとなります。
女性が男性を選ぶとき、どうしても年収をチェックします。
それは結婚後の生活に直結する問題だからであり、当然と言えば当然です。
ただその年収がいくらであればOKなのかは、それは人によって価値観が違ってきます。
高ければ高いほど良いかと言えば、その他の条件との兼ね合いもありますし、そうとは言い切れません。
ただ、生活ができない程の年収では、やはり女性はなかなかその男性は選ばないでしょう。
年収の意味は男性と女性で異なる
男性と女性とでは、年収が意味するものというのは大きく異なってきます。
現在の日本においては、男性は結婚後一家の大黒柱として、お金を稼ぐことが求められることがほとんどです。
それには女性は出産などによって、収入がなくなる可能性もあり、女性の収入にだけ頼って生活する事を前提とするわけにはいかないといった事情もあります。
そして女性の場合には、年収が高すぎると逆に男性から引かれてしまう可能性があります。
男性は自分より上の立場の女性には、とかくコンプレックスを持ちがちで、身長でも年収でも自分より上の女性と言うのは好まない傾向があるのです。
このように年収と言うのは、男女によってむしろ逆の意味を持っているものとも言えるでしょう。
年収によって入会制限はあるか
これは結婚相談所にもよりますが、基本的に年収がいくらであっても入会はできます。
ただし男性の場合、定職に就いていない、または安定した収入がないという理由では、入会を拒否される可能性はあります。
非正規社員(派遣社員や契約社員など)であっても、登録可能な結婚相談所はありますが、一方でデイトレーダーのような収入が安定していない職業だと、入会できない事もあるようです。
入会制限がある場合
結婚相談所によっては、年収によって入会制限のあるところもあります。
それは大抵の場合年収1,000万円以上などの、高収入の男性限定の結婚相談所です。
しかし無理にそのような結婚相談所に入会する必要はありません。
大きく門扉を広げるためには、条件など設けていない結婚相談所に入会した方が、出会いの数は多くなると考えられます。
年収が低くても結婚するには
結婚相談所では年収が低くても結婚している方は多くいます。
年収を気にしないという条件である人を検索し、お見合いをセッティングしてもらえます。
年収が低いからと結婚を諦める必要はありません。
ただし、だからと言って年収が低くてもいいと開き直るのもどうかと思います。
少しでも年収がアップするような努力も必要なのではないでしょうか。
年収の虚偽の申告
結婚相談所で嘘の年収を申告することはできません。
基本的に入会時に収入証明書の提出を求められるからです。
年収1,000万円以上の男性と出会う方法
女性はもしその他が同じ条件であるならば、年収は高ければ高いに越したことがないと考える人が多いと思います。
そんな女性が年収1,000万円以上の男性と出会える方法をご紹介します。
高収入者限定の結婚相談所に登録
先程も少しお話しましたが、年収1,000万円以上の男性のみ入会できるというような結婚相談所があります。
そのような結婚相談所を利用すれば、高収入の男性と知り合う事はできます。
女性には年収の制限がないことがほとんどですが、その代わりに卒業大学や職業などの制限はあります。
また入会金や月会費などの費用は、通常の結婚相談所に比べると割高になっています。
希望年収と最低年収
結婚相談所では、「希望年収」と「最低年収」のふたつの条件が存在します。
その名の通りですが、希望年収というのは相手に希望する年収で、最低年収とは、相手に求める最低限の年収のことです。
結婚相談所での希望年収「400万円から600万円」
結婚相談所で女性が男性に求める年収は、500万円以上になっています。
金銭感覚は育ってきた環境などによっても異なるものですが、男女でみるとどちらかと言えば女性の方がシビアなようです。
希望年収であれば1,000万円以上と書いても良さそうですが、女性は現実を知っているのか、そのような数字ではなく、平均して500万円程度になっています。
結婚相談所での最低年収「300万円から400万円」
実際に求める年収は、300万円から400万円になっています。
実はこの金額は大きな意味を持っています。
日本人で最も多い年収の層が、この金額だからです。
ですから女性としては、実際には非常に現実的な年収を希望している事になります。
日本人の平均年収
平成27年の国税局の調査によると、男女合わせた平均年収は420万円(男性521万円・女性276万円)となっています。
これを見て、自分の年収と比べる方もいると思いますが、あくまで平均年収ですので、みんながみんなこれだけ稼いでいるというわけではもちろんありません。
給与階別分布で見れば、男性は300~400万円、女性は100~200万円の階層が最も多いようです。
結婚相談所における年収の本当の意味
結婚相談所において「年収」とは、あくまでひとつの条件を意味するに過ぎません。
年収は結婚後の生活を大きく左右する要素のひとつであることは間違いありませんが、だからと言って年収さえ高ければよいのかと言えば、もちろんそんなことはありません。
男性も女性もお金と結婚するわけではありません。
最も大事なのは、共通の価値観ではないでしょうか。
お金があれば幸せになれるという保証はどこにもないのです。
それよりももしお金がそれほどなくても、笑って過ごせる穏やかな家庭である方がどれだけ幸せかわかりません。
世間の情報では希望年収ばかりが注目されがちですが、それに踊らされずに自分にとって幸せな結婚を目指して婚活して下さい。