“半永久的な関係”を築くためにできた方がいいこと4つ

ライザップゴルフ

執筆者:コラムニスト・ひかり

せっかく恋人ができても、結婚しても、すぐに別れてしまう人がいます。単に付き合ったり、結婚したりすることはゴールではなく、それをスタートとして、“末永く続く関係”を築きたいもの。そのためには、自分も相手もできていた方がいいことがあります。

「“半永久的な関係”を築くためにできた方がいいこと」というのは、言い換えれば、「お互いの信頼を壊さないためにできた方がいいこと」だとも言えます。

なぜなら、パートナーシップにおいて重要なのは、「信頼」だからです。パートナーは自分にとってとても近い相手であり、お互いにあらゆることをさらけ出す関係だからこそ、相手を信じられなくなってしまったら、関係を続けることは難しくなりますしね。

では、信頼関係を壊さないためにできた方がいいこととは何でしょうか。4つのポイントを紹介します。

できた方がいいこと1:相手を裏切らない

嘘をつく、浮気をするなど、パートナーを裏切るような行為をしてバレてしまうと、別れに発展しやすくなるものです。

ただし、その別れの一番の原因は、単に「愚行そのもの」ではありません。それよりも、人は、「自分が信じていることに対して裏切られた」ということに、ひどく傷つくのです。 

極端な話、浮気に関して言えば、そもそもパートナーが「この人は浮気をするだろう」と諦めているようであれば、おそらくバレたとしても関係は壊れないことも多いもの。つまり、パートナーの浮気行為そのもの以上に、「彼(彼女)を信じていた自分を裏切った」ということに、腹を立てることが多いのです。「私(僕)を馬鹿にした!」と思いますしね。

嘘についても、相手のための優しい嘘であれば、バレても怒られることは少ないし、むしろ感謝されることもあるもの。でも保身のために嘘をついた場合は、「こんな卑怯な人だと思わなかった!」と、パートナーはあなたに期待をしていた分だけ腹を立て、傷つくのです。

「人を信じる」ことは、それだけ「心を捧げる行為」とも言えます。だから、それを裏切ることは、「相手の心を壊す行為」なんですよね。それはある意味、相手への“心の暴力”だと思った方がいいでしょう。

できた方がいいこと2:トラブルのときこそ、支える

たとえ普段は頼りなくても、「いざというときは、自分の一番の味方になってくれるだろう」と信じていたパートナーが、トラブルのときには親身になるどころか、さっさと逃げてしまったら、多くの人はその人と人生を歩んでいく意味を感じられなくなるでしょう。

生きていると予想外のトラブルが起こるものです。仕事や人間関係でのトラブル、裏切り(詐欺)、事件、事故、病気などに出くわすのは他人事ではないですし、結婚したら、お互いの親の介護、子育ての問題なども出てきます。

そんなときこそ一番傍にいて支えてほしい相手が、逃げ腰だったり冷たかったりしたら、別れが頭をよぎる人は少なくありません。

トラブルのときこそ、人の本性が見えるものです。それは普段、調子がいいときには分からないことも多いもの。普段はいいことばかり言っている人が、いざトラブルが起こったときには手の平を返すことはよくあることです。それは「もともとその人はそういう人だった」ということなのです。

つまり、トラブルが起こったときにはじめて、“相手の残念な本性”を分かってしまったために、それを機会に別れを決意することが多いのです。

逆を言えば、トラブルのときにこそ、しっかり自分を支えてくれて、的確な言動ができる人のことは、より深く信じることができますしね。私たちもそんな頼りがいのある人でありたいものですよね。

できた方がいいこと3:相手の面倒なことも腹をくくる

人と深く関われば関わるほど、面倒なことも増えるものです。なぜなら、完璧な人なんていないので、自分のことだけでなく、相手のことでも悩み事が増えますしね。

日々、忙しく過ごしている私たちの多くは、「癒しの相手」を求めるものです。でも、単に癒してくれるだけの相手なんて存在しません。つまり、「相手の面倒くさいところも全て引き受けるぞ!」と腹をくくれる人こそが、相手の存在で癒されることもできるのです。

その部分に対して腹をくくっていない人は、おそらくトラブルが起こると、相手のことを「ただただ面倒な相手」だと思ってしまうでしょう。それでは関係は続きません。

それは、単にパートナーに限らず、自分の子供やペットに関しても同じです。ただただ可愛いだけの子供やペットなんていません。つまり、親として、また飼い主として、腹をくくっていなかったら、そんな癒されるはずの存在が、ただただ面倒な存在になり得てしまうのです。

こんなことを言うと、中には「愛情があるから、面倒なことにも腹をくくれるんだ」と思う人もいるでしょう。でも、「鶏が先か、卵が先か」くらいどっちが先なのかは分からないものです。

「腹をくくれるような人だから、相手に本当の愛を抱ける(=そうでない人は、そもそも人に愛情を抱けない)」と言えますし、さらに「腹をくくっているから、相手の面倒なところをすんなり受け止められるので、相手の素敵なところを素直に楽しめる(=相手の面倒なところを迷惑だと思ってしまうと、そこばかりひっかかり、相手の素敵なところには目が入らなくなってしまう)」ものなのです。

“イイトコドリ”で楽しく済ませようと思っている人にとっては、“半永久的な関係”は、ほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。

できた方がいいこと4:相手を許す

完璧な人など存在しません。時として、心の弱さから過ちを起こすこともあるでしょう。それは自分自身もそうであり、あなたのパートナーだってそうでしょう。

そんなときに最終的にきちんと相手を許せるかどうかによって、「関係が続くのか(“半永久的”になるのか)」、「その時点で終わるのか」が決まるでしょう。

「許すのは悔しい!」と思う人もいるでしょう。それは、相手を信じていれば信じているほど、裏切られたときは当然の思いです。でも、それでも自分の人生において相手がかけがえのない人なのであれば、やはり人は「許す」ということを選択せざるを得ないものです。

「人を愛すること」とは、どういうことかというと、「ありのままの相手を受け止め、成長を願うこと」です。つまり、相手に完璧さを求めるのではなく、現段階の相手のレベルを許容し、その上で相手がより成長していくことを願い続けることなのです。

つまり、彼(彼女)を愛するにあたり「相手を許す」ことは、必要不可欠なことでもあるのです。

許すことで、むしろ状況が好転することもあります。相手が心から反省し、「許してほしい」と懇願したときに、自分が許すことができたら、2人の絆はさらに深まるでしょう。それは、相手が、愚かな自分も受け止め、許してもらうことによって、あなたから“本当の愛”を感じるからです。

そんな一度壊れかけても、修復するどころか、さらにいい関係にできるような人になりたいものですよね。

■良好な関係を維持し続けることは難しい

恋人を作ること、さらに結婚すること以上に、良好な関係を維持し続けることの方がずっと難しいものです。それは、お互いの“大人としての成熟度”“人間力”も問われるものだからです。

絆を深め、関係を続けることが簡単ではないからこそ、私たちはお互いに人間的に成長しつづけることが求められるもの。それこそが私たちがこの世に生まれてきた目的だと言えるかもしれません。

結局、共に生きるパートナーというのは、そういう意味で“人生の同志”であり、ソウルメイトなのでしょうね。そんな相手と出会えたときには、簡単に縁を切ることなく、その関係を大切に育てていきたいものですね。

執筆者:コラムニスト・ひかり









関連記事

  1. 結婚相手に選ぶといい男性のタイプとは?

  2. なぜ結婚したいのに、不倫してしまうのか?その心理とは?

  3. 婚活が長引いている人が、見失いがちなこと4つ

  4. 好条件の人と結婚できても、幸せになれないことがある理由

  5. 意中の相手から急に音信不通になる理由とは?

  6. 「愛されたい」と思っているうちは、愛されない理由

PAGE TOP