本交際と仮交際の違いは?

ライザップゴルフ

更新日:2019年7月23日
公開日:2017年9月1日


結婚相談所での交際には「仮交際」と「本交際」(「真剣交際」という結婚相談所もあります。)の2種類があります。
こちらでは結婚相談所での交際について、詳しく解説したいと思います。

結婚相談所での仮交際と本交際の意味

「仮交際」「本交際」という言葉は、一般の方には馴染みのないものだと思います。
通常の男女の出会いでは使う言葉ではありません。
結婚相談所では、交際にはこの2種類があり、それぞれ全く違う意味があるのです。


仮交際とは

仮交際期間というのは、お見合いをして少しでも相手の事をいいな、また会いたいな、もっと知りたいな等、お互いに思った場合にお付き合いする事ができる期間のことを言います。
お見合いをした後、お相手をどう思ったか担当のアドバイザーに報告します。
そしてお互いが好印象を持ったのであれば仮交際がスタートすることになるのです。
この期間は3ヶ月以内というのが一般的です。
この仮交際期間中は、その人以外のお相手とお見合いする事や、複数の人と仮交際をする事が可能です。
いわばお試し期間とでもいうイメージです。
この期間は相手をよく知るための期間として設けられています。
お互いがそういう状態ですから、決して二股という事ではないのです。
結婚相談所によって違いはありますが、仮交際期間中は連絡先の交換やデートを行うことができますが、旅行に行ったりすることはできません。
仮交際期間中の禁止事項を細かく設けているところもあるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

複数の相手と同時進行で交際できるというと、誠実じゃないんじゃ?と思うかもしれませんが、これから先の人生をずっと一緒に過ごしていける相手を見つけるためには慎重にパートナーを見つける必要が出てきます。
1人としか交際を認めていないとしたら、他の人と比較することができませんし、「この人とは合わないな・・・」と思っても、すぐに次の相手にいくことができません。
お見合いが初対面となる結婚相談所で、納得のパートナーを見つけるために複数人との交際が認められているのです。


仮交際時の見極め

お見合い後に仮交際が始まった場合であっても、「何か違うな・・・」「うまくいかないな・・・」等を感じたなら、勇気を出して仮交際を終了させることも重要です。
仮交際中なのに、全く連絡が無かったりする場合も次の段階に進む可能性は限りなくゼロに近いのでお断りした方がいいでしょう。
連絡をしてこない相手に、他に気になる人ができた可能性もありますし、何よりそのような状況で仮交際を続けていても、時間の無駄です。
断りにくいからと言って、ダラダラと本交際まで進んでしまうと、余計に断りにくくなってしまいます。
納得のパートナーを見つけるためには断る勇気を持つようにしましょう。
「この人が理想だ!」と思っても仮交際期間中はひとりに絞らずに、複数の人と連絡を取るようにし、なるべく選択肢を増やしておくようにしましょう。
選択肢を増やしておくことで、色々なタイプの人と交流できるので、自分にとっての「良い人」がわかるようになっていきます。
仮交際期間はどのような結婚観を持っているのか、将来的に子どもは何人欲しいのか、共働きを希望しているのか等をしっかりと話し合い、本交際に進むかどうかを見極めるようにしましょう。


本交際とは

仮交際期間を経て、お互いこの人と真剣に結婚を見据えたお付き合いをしたいと思った場合には、本交際へと進む事になります。
本交際期間中に、この相手と本当に結婚したいのか、また生涯を共に歩める相手なのかを見極めるか考える事になります。
本交際の期間に入ったら、もちろんもう他のお相手と会う事はできませんし、連絡を取ることもできません。
またプロフィールの公開もされなくなります。
もし他の会員と連絡を取り合っていることなどが結婚相談所に知られれば、ペナルティーを科せられることもあります。
本交際の期間も、基本的に3ヶ月以内と期限を設けている結婚相談所がほとんどです。
短いと感じる方もいるかもしれませんが、成婚が目的である結婚相談所において、ダラダラと交際していても時間の浪費となると考え、敢えて設けられている期限です。

本交際で大切なことは

本交際中に考えること、または見極めることがあります。

  1. 心を開ける相手か
  2. 本音を言える相手か
  3. 自然体でいれるか
  4. 相手を受け入れて生涯を共にするイメージが持てるか
  5. 相手の状況が変わっても側にいられるか

これまで別々の環境で過ごしてきた男女が、共に生活することになるのが結婚です。
当然ながら意見の相違や、すれ違いが生じる事もあるでしょう。
そんな時に心を開いて本音を言える相手であるかどうか、ということが重要です。
また相手との相違も受け入れて、一緒に生活できるかどうかも自問してみましょう。
さらには、相手が突然失業する可能性や、病気になる可能性もあります。
万一そのようなことが起きた場合でも、相手を側で支えて生きて行けるか、相手の力になりたいと思えるかどうか、よく考えてみましょう。


交際中は平常心で

例えば、こちらから連絡をしているにも関わらず、なかなか返信が来なかったりすると「もしかしたらこのまま交際が終わってしまうかも・・・」といった不安に駆られ、しつこく相手に連絡してしまうことがあるかもしれません。
しかしながら、しつこく連絡をするのは止めておいた方が無難です。
「しつこい」と思われた時点で、相手の気持ちは一気に離れていってしまうことも考えられるからです。
常に平常心を保つように心掛け、「時間ができた時で構わないので、連絡が欲しいです。」といった控えめでもこちらの意思がしっかりと伝わるメッセージでも送ってみるといいでしょう。

結婚生活を送っていくには、いかにコミュニケーションを取るかが大切になってきます。
相手が自分の事をどう思っているのかどうしても不安に思うのなら、思い切ってあまり重い感じは出さずにさりげなく、本心を聞いてみるといいでしょう。
本心が聞けて、相手の自分を想う気持ちが強いことを確認できれば、2人のコミュニケーションはより深いものになります。
本心を聞いてみたら、相手の気持ちと自分の気持ちに大きな隔たりがあることがわかってしまう場合もあるかもしれません。
そのような場合は、時間を無駄にしないためにも勇気を持って交際を終わらせる決断をする必要が出てきます。

本交際中のサポート

本交際期間中に結婚相談所で行うサポートは、結婚相談所のタイプによって異なってきます。
データマッチング型の結婚相談所では、質問や相談に乗ってくれるところもありますが、基本的には、主なサービスは情報提供です。

一方仲人型の結婚相談所では、手厚いサポートが期待できます。
お見合いの設定から、交際中の不安や悩みの相談・アドバイス・具体的な婚活設計までどんなことでも親身になって対応してくれる事がほとんどです。

本交際の期間が終わったら

本交際の3ヶ月の期限が過ぎると、結婚相談所のアドバイザーから結婚の意思が固まったかどうか確認されます。
そこでお互いに結婚を望むのであれば、めでたく成婚となり結婚相談所を退会することになります。
しかし双方、もしくはどちらか一方が結婚を望まなければ、この本交際は終了となり、また新たにお相手を探しお見合いするところからの再スタートになります。
どうしても3か月で結婚を決めることができず、もう少し交際を続けたいという場合には、相談すれば認められるケースもあります。
また、結婚を決めなくても、本交際が始まり3ヶ月が経過した時点で成婚とみなす結婚相談所も中にはあります。

監修者(苅谷昌浩)のコメント

婚活女性の皆さんは真面目なので、相手にかなりの好意を持たなければ交際に入ってはいけないと思っている方も多いです。
でも、女性は何度も会って、相手の人間性を見極めてから好きになるのが普通。「友達期間」くらいのイメージでどんどん交際をスタートしてもいいと思います。

ちなみに結婚するカップルは、よっぽど遠距離でない限り週一以上会っている人がほとんど。もし3週間以上空くようなら、そのお相手にこだわらず、どんどん次の人を見て行ってもいいかもしれません。

監修者(苅谷昌浩)プロフィール









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