結婚相談所にサクラはいますか?

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近年日本では婚活がブームになり、それに伴って多くの婚活サービスが提供されています。
インターネットを利用した婚活サイトやアプリ、また婚活パーティーなどがありますが、そこには結婚したいと思っている人の気持ちに付け込んだ、詐欺やサクラなどの悪質な行為を行う人が稀に潜んでいる事があります。
それは結婚相談所においても例外ではありません。
2016年1年間で国民生活センターには結婚相手を紹介するサービスについて1,983件の相談が寄せられており、その中にはそういったトラブルも含まれています。
こちらでは結婚相談所でサクラや詐欺のトラブルに遭わないために気を付けるポイントについて、詳しく解説したいと思います。

結婚相談所にサクラはいるのか?

結論から言えば、大手の結婚相談所や仲人連盟、または団体に加盟しているような結婚相談所では、サクラはいないと考えていただいて問題ないと思います。
何故ならば、信用や評判が最も大切である結婚相談所において、リスクを冒してまでサクラを雇うメリットが全くないからです。
またほとんどの結婚相談所において、入会時に各種証明書の提出を求められます。
その中には公的機関の発行する独身証明書もありますので、既婚者が入り込む事はできません。
さらに結婚相談所に登録するためには、高い料金が掛かりますので、成功するとは限らない詐欺目的で入会する人も居ないと考えられます。
ただし、誰でも入会できたり、入会の審査が甘いような結婚相談所では、サクラがいないとは言い切れません。

サクラの見分け方

ではサクラがいるかもしれない場合には、どうやって見分けたらよいのでしょうか。
サクラや、サクラを雇っている結婚相談所にありがちなパターンをご紹介します。

「素晴らしい人がいます」と言って入会を誘う

入会を迷っている客に対して、サクラを使って勧誘することが考えられます。
入会前の説明会や無料のカウンセリングなどで、条件が良い異性のプロフィールを見せ、入会したらこんなに素晴らしい人と出会えますよ、などと言って入会するように迫ります。
特定の会員を出して勧誘するような事は、まともな結婚相談所では決して行いません。
万一そういった勧誘をされたら、入会するのは止める方が無難です。

お見合い相手が最初から沢山いる

サクラを雇うような結婚相談所では、新たに入会した人をなるべく長く引き留めるためにサクラを利用しています。
入会するとすぐ、条件が良い異性を複数人紹介し、お見合いさせるのです。
実際にお見合いをしても、その相手は退会してしまったなどと言われ、また他の人とお見合いをさせられます。

初対面なのに不自然に場慣れしている

結婚相談所では、紹介によって初対面の男女が出会います。
最初に会う事となるお見合いでは、誰でも多少なりとも緊張するのが普通でしょう。
しかしそんなお見合いの場で、不自然なほど場慣れしていたり、会話がスムーズに運びすぎるような場合、もしかしたらその相手はサクラの可能性があります。
もしくは結婚相談所に長年登録していて、お見合いに慣れている人という場合もありますが、それを見分けるのは難しいかもしれません。
ただ少しでも相手の言動に違和感を覚えるようであれば、注意する必要があります。
こちらがした質問にちゃんと答えているかどうかというのもポイントになりますので、よく観察するようにして下さい。

サクラがいそうな結婚相談所

サクラの被害に遭わないためには、サクラがいそうな結婚相談所には登録しない事が一番です。
サクラが居そうな結婚相談所の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

1回ずつお見合い料が掛かる

結婚相談所によっては、入会金や月会費と別に、1回お見合いするごとにお見合い料を支払うシステムになっている所もあります。
サクラを使っている結婚相談所では、交際に進むことのないサクラとお見合いをさせて、その度にお見合い料を請求してくることが考えられます。

料金が明確でない

ほとんどの結婚相談所ではそれぞれのプランによって、料金体系が決まっています。
その料金体系が不明瞭であったり、説明が足りないような場合には、後から不当な請求をされる可能性があります。

スペックが高い相手ばかりを紹介する

年収が1,000万円以上の30代男性や、20代のモデルやCAの女性など、スペックの高い異性ばかりを紹介してお見合いさせようとする場合には、その相手はサクラの可能性があります。
交際に進むことはなく、お見合い料だけを請求しようとしていると考えられます。

解約時の返金制度やクーリングオフについての説明がない

結婚情報サービス業者は、クーリングオフ制度や中途解約制度の適用が対象となります。
クーリングオフ制度は「契約金額が50,000円を超える」契約に適用されます。
ほとんどの結婚相談所では、契約時に100,000円以上の費用が発生しますので、その適用内という事になります。
優良結婚相談所においては、契約書にクーリングオフや中途解約についての明確な記載があり、また口頭でもしっかり説明されるはずです。
それがない場合には、悪質な結婚相談所であると疑ってかまわないでしょう。

サクラの被害に遭わないために

サクラの被害に遭わないためには、サクラや悪質な結婚相談所の手口を知って、サクラがいない結婚相談所を見極める事が大事です。
そのためのポイントをご紹介します。

連盟や団体に加盟しているか

多くの結婚相談所では、会員情報の共有や会員へのサービス向上のために、連盟や団体に加入しています。
わざわざサクラを雇うようなことをしなくても、連盟のネットワークを使えば、会員の希望条件に合う相手を探し出すことができるのです。
個人経営などの結婚相談所でも、連盟や団体に加盟することで、全国からお相手を見つける事ができます。
入会を検討している結婚相談所が、次のような連盟や団体に加盟しているかどうか、確認してみて下さい。

プライバシーマークを取得しているか

プライバシーマークを取得しているかどうかというのも、大きな判断基準となります。
「プライバシーマーク」というのはJIS(日本工業規格)に適合した、個人情報の適切な保護体制を講じている事業主に付与されるものです。
会員の個人情報を預かる結婚相談所において、このプライバシーマークを取得しているという事は、大きな信頼につながります。
公式HPやパンフレットなどに記載されているはずですので、確認してみて下さい。

解約やクーリングオフについての記載が明確であるか

先程もお話したように、通常の結婚相談所では、解約やクーリングオフについて、契約書に明確な記載があり、スタッフから口頭でも説明されます。
逆を言えば、その記載がなかったり、説明がないような場合は悪質な結婚相談所である可能性が高いと言えます。

無料相談や口コミサイトなどで情報を収集する

どこの結婚相談所に入会するか決める前に、必ず複数の資料を取り寄せて検討するようにしましょう。
多くの結婚相談所において、入会の前に無料相談や無料カウンセリングを行っています。

資料や公式HPなどで情報を収集した後、実際にその結婚相談所に足を運び、わからない事を確認したり、スタッフの様子を見たりして見極めましょう。
またインターネットで口コミなどを見るのも有効です。
あまりに高評価ばかりで、高すぎる成婚率が掲げられていたり、良い口コミしかないような結婚相談所も逆に注意が必要になります。

まとめ

結婚相談所でサクラの被害に遭わないためにどうしたら良いのか、という事についてご説明してきました。
結婚相談所をはじめとした婚活サービスを行っている多くの事業者は、会員の成婚を本気で応援し手厚いサポートを行っています。
しかしごく稀に悪質な業者が存在しているというのも事実です。
自分の身を守るためには、悪質な結婚相談所に入会しない事が1番です。
サクラの手口を知って、未然に被害を防ぎましょう。









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